2012-01-01から1年間の記事一覧

音姫

トイレの個室によく音姫という機能が付いています。ボタンをおすと一定時間、流水音が流れる装置です。 この音についてのある発見。 それは音姫から、ミニマルミュージックのようなものがきこえてくるというもの。いちどそのフレーズを聞き取ってしまったら…

は じ き

ダンサーの栩秋太洋さんの『山(仮)』制作過程と、リサーチワークの資料を見に行きました。@京都芸術センタ— 久しぶりに、算数の方程式を思い出しました。 は じ き の 法則 は 速さ=距離÷時間 じ 時間=距離÷速さ き 距離=速さ×時間 リサーチの資料展示…

想像

今日は大阪市の放射能汚染がれき焼却日(試行)ということで、FBやブログなどでは、とてもきめ細かな情報が発信された。 たとえば、外出時は専用のマスクを必ずすること、なければ普通のマスクを二重にして、内側に濡らしたティッシュを入れること。帽子や眼…

織物

1. 独り寝の床で、(わたし)はしずかに目を閉じる。綴じ合わされた目蓋のあたりに、(わたし)をさぐる…。 ちりぢりになった(わたし)をかきあつめようと、(わたし)は唇をきゅっと結ぶ。結び合わされた唇のあたりに、たしかに(わたし)はいる…。 脇をし…

右顎から下に伸びて右肩甲骨へ、そして胃の裏まで

背中が凝るというのは、背中が鈍くなっているということなのか、過敏になっているということなのか。こういうとき、慰めの耽溺のダンス。 耽溺といえば、 先日お亡くなりになられた、キュレーターの東谷隆司さんのクラシック爆音DJを思い出す。(確かワーグ…

ケージとショパン

わたしはジョン・ケージに特別詳しいわではありませんが、思い返せばこれまで、ジョン・ケージへ敬意をいだく人たちと良き出会いをさせていただいてきた。 土曜日に、ご近所のサウンドアーティスト吹田哲二郎さんのお家にうかがい、現漢籍でジョン・ケージに…

小4のときのこと

先日、なぜか小4のときの記憶が次々とよみがえってきた。 本当にどうでもよいことばがりだが、せっかくなので記しておこう。 思えば先生が度々出張していて、自習が多いクラスだった。毎回、男子にからかわれて泣かされていた。漢字ドリルにひたすら意識を…

point/point

所用のため、四条大宮から九条大宮まで、自転車をひた走っていたら、突然ショルダーバックのひもが切れて、かばんが飛び落ちた!お気に入りだったことと、なかにMacBookが入っていたので二重にショックだったが、幸いMacは無事で、鞄はひもが切れたのではな…

祖父の土地 因縁のプール

数年前のある日、わたしは祖父と散歩をしていました。 歩きつ喋りつしているとき、祖父は何気なく道端に生えていたススキのような植物を手に取って、口にくわえました。まるで時代劇で股旅がそうするように。本当に堂に入った手つきで。 その何気ない仕草に…

三人目のピカソ

市バス 59系統の自動ドアが開いた。 すでに車内の雰囲気は、明らかな緊張感があった。 ドアの真ん前に座っている人物が、どうやらことの中心のようだった。 わたしは、その人物のすぐ前の座席に座る。 その人物は、老人だった。タンクトップを着ていて、と…

興奮気味に

三条蟹道楽斜向いの靴屋さんEVANSさん。 前を通ると必ずショウウィンドウをチェックします。 今日はグレイのレインシューズが目に留まりました。 さっそく店員のお兄さんに試着をお願いしました。 このお店はいつも感じのいい接客をされます。どんな靴のお悩…

ウニな気分

S筋を歩いて居たら、ふと今の自分はウニっぽいのではないかと思った。内のぐちゃっとした感じと、外のトゲトゲ、センサーの反応でトゲトゲが鋭くなる。そういう妄想を膨らませて居たら、地下鉄の入り口(喉)と交差点の信号待ち(凝り)地点に来た。多方面か…

歩きながら

歩きながら、考えたり、何かに気付いたりすることが多い。 歩くということは、毎回ひとつとして同じ状況ではない。道の形状、周囲の状況、時間帯などなど、毎回異なる。だから、歩くという動作も、都度変化しているのではないか。 例えば、急な下り坂ならば…

カエルオールナイトピクニックに行ってきました

カエルオールナイトピクニックに行ってきました。 一年で最もカエルたちが切実な鳴き声を響かせる時期に、彼らの鳴き声に耳を傾けるという集まりで、ジャワ舞踊家の佐久間新さんがされているものです。佐久間さんが住んでおられる能勢の山間にある棚田付近、…

早朝散歩

めずらしく夜明け前に起床したので、外を散歩してみた。 まだ辺りは薄ら蒼く、小雨が少し、そして風の音がする。 ここ数日参加している、アビゲイル・イエガーさんのWSでおこなったことを振返る。 身体の外から、内から気を感じる。 そして、身体の方向性を…