興奮気味に

三条蟹道楽斜向いの靴屋さんEVANSさん。

前を通ると必ずショウウィンドウをチェックします。

今日はグレイのレインシューズが目に留まりました。

さっそく店員のお兄さんに試着をお願いしました。

このお店はいつも感じのいい接客をされます。どんな靴のお悩みでも良心的に相談にのってくださります。

「日本製のくつなのですね」と鏡を見ながら話し掛けてみると、お兄さん、いつになく興奮気味に「そうなんです、これは珍しく靴のパーツごとに作られているんです!」と。

何のことやら分からない曖昧な返事をわたしがすると、

「普通レインシューズは、型に樹脂を流し込んでつくるのですが、これは靴職人の工房で、普通の靴のようにパーツ、パーツでつくられているんですよ!」と解説。

なるほどなあ、と納得しましたが、いつになく興奮気味なお兄さんの様子にちょっと驚きました。そして、専門によって興奮するポイントはちがうんだなあと思い、その方の靴への愛を感じました。