2019-01-01から1年間の記事一覧

しっぽ結びーまたの名を、島と尻尾  꼬리맺기ー부제 섬과 꼬리

しっぽ結びーまたの名を、島と尻尾 꼬리맺기ー부제 섬과 꼬리 大昔 わたしたちは しっぽをもっていた 옛날 우리는 꼬리가 있었다しっぽで泳ぎ 歩き 把み 書いていた 꼬리로 헤엄치고 걷고 잡고 쓰고 있었다心が 動きだして 마음이 움직이기 시작되어体の彩が…

みえないしっぽ

きっかけは韓国人ベーシストのLee Dongheeから送られてきたメッセージだった。9/28に京都の耳塚でセレモニーがあるんだけど、一緒に何かやらないかと。ちょうどmimacul『さよなら明るい尾骶骨』の稽古前だった。稽古場は三条、耳塚は七条。行けるではないか!…

無題

海か山なら 山がいい 湖か沼なら 沼がいい 抱擁という狭く窮屈なトンネルのなか やがて息ができずに藻掻きはじめる 数十年 そのトンネルの円環からようようすり抜け 気づくとわたしの爪の隙間には土が食い込んでいた 本か歌なら 歌がいい 目か口ならば 鼻が…

gift

こうして落ち着いて自分のダンス観について考えると、立ち戻るところはやはり、レジーヌ・ショピノの「PACIFIKMELTINGPOT」になる。この作品の中で、私は歌っている身体に動きをのせて踊るというシーンをわたされた。このシーンは、作品が終わってからも、そ…

蛙の余波

この冬は、影・川・街・蛙と異なる作品やプロジェクトへの出演や制作がつづいた。ようやくひと段落して、春近しと木々が芽吹きはじめた三月半ば、久しぶりのソロダンスへ向けた準備にとりかかった。FOuR DANCERSという企画で、私はここで踊るとき、作品やテ…